1. 謝辞
この度、ゆうな製菓北山工房が開発した「桜味ぷっくり肉球ちんすこう」を特例として Himbeere菓子店 で販売していただけることになりました。
桜の季節で大変お忙しいところ、このような機会を設けていただきましたオーナーの宿里様はじめ、関係者の方々に深く感謝いたします。
2. 本部町の名店Himbeere菓子店で2日間限定販売
来たる1月25日、26日、本部町の名店 Himbeere菓子店にて「 桜味ぷっくり肉球ちんすこう 」を販売していただけます。
販売数は30箱(8粒入り)、予想売価900円前後(当工房はオープン価格を採用しています。)を予定しております。
従来の肉球ちんすこうより、さらに高価格の商品です。高い理由は後述いたします。
2.1. Himbeere菓子店
Himbeere菓子店は、本部町出身のパティシエ、宿里さんがオーナーのドイツ菓子をメインしたお菓子屋さんです。
サクラ賑わう八重岳のお隣、乙羽岳のふもとにポツンと一軒家のように佇む店構えは、ピーターラビットの世界から飛び出してきたような雰囲気さえ感じます。
うさぎはいませんが、温かい日だとたくさんのねこにゃんが出迎えてくれますよ。
通勤路の途中なので2週間に1回ほどは、お菓子を買って勉強させてもらっています。味の良さはもとより、通っていてわかるのはレパートリーの多さで全然飽きが来ません。
県産品も多く使われていて、食べるたびに感心させられます。
うちのちんすこうもあんなふうになりたいなぁ、いろいろ制限あるけど頑張らなきゃと食べるたびに、心を奮い立たせてくれていました。
皆さんにもぜひ食べていただきたい商品がいっぱいです。
3. 桜味ぷっくり肉球ちんすこうとは
まるで血の通ったような温かみのある肉球ちんすこうを開発いたしました。試作段階で、型から抜いた瞬間に心が踊りだしたのは今も忘れられません。
通常の肉球ちんすこうでも製造に時間がかかっていましたが、木型抜きちんすこうよりは早く抜けるようになっているので、同等の時間ぐらいかければ、どんなものができるのだろうとトライしたのが開発の始まりです。
3.1. 魅惑のフォルムでも正統派ちんすこう
すこし前に 「Insta映えねらったちんすこうを作っているんでしょ」と言われましたが、Instagramがない時代でも「目に映えるお菓子」を創ることは、世界的に古くから挑戦されていました。
ちんすこうもまた王国時代から「目に映えるお菓子」として作られていました。
3.1.1. 王朝時代のちんすこう
琉球菓子の権威「安次富順子先生」の研究で琉球王国時代は、落雁の木型を使って整形したちんすこうだったことがわかっています。
当時は美しい菊模様、フォルムそのものが菊の花のように仕上げられていました。
実際に木型から抜くちんすこうを作るとわかりますが、「ちんすこうって混ぜて焼くだけでしょ」という概念が吹っ飛びます。
仕込み方による差異、型抜き時の割れ、焼成時の崩れ、出来上がりの硬さが顕著に現れやすいです。
国王への献上品として作られているときは採算など考えなくても良かったですが、明治以降、庶民に販売するようになると、木型抜きのちんすこうは製造時間や歩留まりの多さから衰退していきます。
3.1.2. 製造工程を生かす改良
当工房では、安次富先生の研究結果や県内でも数が少なくなった木型抜きのちんすこうを参考に改良を加え、製造時間を4分の1まで短縮したちんすこうを開発しほそぼそと販売してきました。
そして、2019年11月に浮いた4分の3の時間をもう一度製造時間に還元するとどんなものが出来るのか?という挑戦の結果、できあがったのが肉球部分のみがピンク色の肉球ちんすこうです。
3.2. 作り方
ぷっくりと膨らんだ肉球部分には、桜の花の塩漬けの花だけで作ったパウダーを練り込んでピンク色に仕上げました。
肉球を支える手のひら部分には、ほんのりとした爽やかさを出すためにペパーミントエクストラクトを加えた生地に仕上げます。
先に肉球部分のみを型に押し込み整形し、手のひら部分を追加で押し込み圧着させてから型抜きをします。
そして、最後に桜の葉の塩漬けとともに焼き上げます。
3.3. 桜やシナモンに含まれるクマリンに注意
昨年は、桜の葉の塩漬けパウダーを使用して試作を繰り返していましたが、塩漬けに含まれるクマリンという成分を取りすぎたため休業に陥ってしまいました。
その経験もあり、肉球部分にのみパウダーを入れることで、クマリンの総量を減らしています。
桜はシナモン同様に普通に食べるには問題ありませんが、大量に食べるとクマリン中毒になる可能性がございますので食べ過ぎにはご注意ください。
3.4. 超手間隙かけた希少品
2種の生地の仕込みや肉球部分の整形に膨大な時間を費やすため、1日7箱、週で30箱しか製造できない超希少品です。
本年の予想売価は900円前後ですが、来年は値上げになると思います。内緒ですが、今年の桜味はどんなに売れても赤字です (TT
でも、食べてもらいたい
4. 肉球ちんすこうのこだわり
沖縄長寿の秘訣のひとつ「豚」の100%脂である純正ラードを使用しています。
北海道産の小麦粉を使用しています。
遊離糖は控えめにして、精製度の高い糖質は1部をトレハロースに置き換えています。
琉球王国時代同様に膨張剤は使いません。
意匠性が高い凸型の型抜きを行っています。
手間を惜しまず、素材にこだわって造っています。
国王に献上しても恥ずかしくないお菓子づくりを目指しております
5. Instagram #29QSAKURA プレゼント企画
詳細は 1月23日公開予定しています。
ざっくり書くとInstagramで
@chinsuko_labをフォロー
肉球ちんすこうと桜が一緒に写った写真を #29QSAKURA をつけて投稿
投稿の中から毎月抽選で1名に肉球ちんすこうセットをプレゼント(5月末まで)
って感じです。
6. Himbeere菓子店へのアクセス
Himbeere菓子店への道のりでは少なからず迷子になってしまう方がおられるとか。
Google Mapsの「行ってみたいお店」と「経路検索」の2つの機能を使えば迷子知らずで到着できます。使い方を書くので試してみてね。
6.1. マップ
所在地 沖縄県国頭郡本部町伊豆味3268
電話 050-1044-4808
八重岳展望台から14分
6.2. Google maps の行ってみたいお店に登録
Google Maps で Himbeere菓子店を検索してください
表示された、株に表示されているお店情報の周辺をタップ
フルスクリーンでお店情報が表示されると「保存」という項目が出ます。
これをタップ
リストに保存が表示されます。
「行ってみたい」の横にチェックボックスがあるのでチェックします。
完了を押せば登録完了
「保存」が「保存済み」に変わっています
6.3. Google maps の行ってみたいお店でナビ
行ってみたいお店の登録が終わってれば、簡単に再表示できます。
左上の「メニュー」をタップ
「マイプレイス」をタップ
「保存済み」をタップ
「行ってみたい」をタップ
Himbeere菓子店をタップ
「経路」をタップ
「ナビ開始」をタップ
これで、Himbeere菓子店までの道案内もしてくれます。
7. Goodspeed
それではみなさん、よい、旅を!!
車間距離を気持ち長めに保って安全運転を。