台風1号が台湾に向かっています。台湾のみなさまは十分お気をつけ下さい。1号が900hPaとは、この先、もっと激しいのが来そうですね。安全に備えて、ただただ、通りすぎるのを待つしか無いですが、対策だけは十分やっておきたいですね。
さて、本日は、7月9日開催する、第三世代ちんすこう無料プレゼントイベント用のちんすこうを製造しています。プレゼントのルールはリンク先をご確認ください。
それでは、特別に、ちょっとだけ、製造工程のご紹介です。
今日は、今帰仁黒みつを使った黒みつきなこ味を造ってます。ちんすこうと黒みつは相性が良くないので、普通は、黒糖きなこ味という感じの商品になってしまいます。
ゆうな製菓ではいろいろな独自製法を組み合わせて、黒みつを使っていてもちんすこうと感じていただけるように仕上げ、業界初(当社調べ)の黒みつきなこ味を実現しています。
技術的な部分は企業秘密ですが、今日は、こだわりのふるい工程をご紹介。
北海道産小麦粉と大豆粉、きな粉を軽くかき混ぜたあと、2層式ふるい器で固まりを除去します。なお、穀物粉の保存は専用冷蔵庫で行い、匂いの付着を回避しています。また、使用時にできるだけ結露が起きないように工夫をしています。
ふるい器の上にのっているのは、東急ハンズで買った、PREPSFUNNELというじょうごです。ふるい器に穀物粉を入れる際にこぼれにくいようにしています。
ふるい終わると、こんな感じです。小麦粉、大豆粉、きな粉が程よくかき混ぜられた状態になっています。
ふるい終わったきな粉に、ラードを混ぜ、ある程度混ざったところで、残りの食材をあわせます。ゆうな製菓では、ガッツリ練ります。ねり終わったら、小分けにして、冷蔵へ放り込みます。
これは、いわゆる「生地のねかせ」ではなく、ラードの再固形化が狙いです。あとは、焼く前に計量して型どりして、オーブンで焼くという工程になってます。
使用している原材料は、小麦粉、純製ラード、トレハロース、黒蜜、きな粉、大豆粉、グラニュー糖です。特徴は、小麦粉、ラード、砂糖というちんすこうの基本をおさえながらも、原材料表示の一番後ろにグラニュー糖がかけるところでしょうか。
食べた瞬間のきな粉の味と、あとを追いかけてくる黒みつの甘みを是非お楽しみいただければと思います。